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平成25年度『 京都東山散策会 』実施される 
 紅葉は見ごろ、穏やかなお天気!
素晴らしい『散策会』の一日でした。
“秋”の恒例行事となった県人会と共催の『京都散策会』。
今回は、「南禅寺界隈の琵琶湖疏水と近代の庭園の散策をテーマに、11月22日(金)に実施しました。
 京都地下鉄東西線「蹴上駅」に10時に集合したあと、まず、歩いてほど近い『琵琶湖疏水記念館』を訪れ、琵琶
湖疏水の計画から建設に至る経緯をビデオで鑑賞し、また館内の展示資料等を見学しました。 疏水は、着工か
ら5年の歳月を経て、明治23(1890)年に完成しましたが、測量開始から起算すると、何と9年にも及ぶ大事業
で、同時に「建設・監督」とも全て日本人の手による初の事業でした。 ※当時の「鉄道」を含む大工事の殆どは、
外国人技術者の「設計・監督」に頼っていましたので、その全てが日本人の手により成し遂げられた「疏水工事」
は、とても画期的なものでした。 「疏水事業」は、大津から宇治川に至る20.2Kmの舟運ルートで、途中の水路
差のある2か所に「インクライン」「傾斜鉄道」が施設され、三十石船をそのまま台車に載せて上下させていました
。 そのうち、九条山から蹴上にかけて「標高差が36m」もあり、「勾配」も15分の1と急な部分の「インクライン」
の長さは581.8mで世界最長とされています。  
 つづいて向かったのは、山縣有朋の別邸・第三『無鄰庵』。 ここでは、有朋自らの設計・監督による拾い庭や、
明治36(1903)年4月21日に元老・山縣有朋、政友会総裁・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小林寿
太郎の4者で「日露開戦直前の外交方針」を決める、いわゆる『無鄰庵会議』が開かれた部屋などを拝観しました
。 敷地は、三角形の形状で、広い庭園【昭和26年、国の名勝に指定】で構成されています。 東山を借景とし、明るい芝生に琵琶湖疏水を引き込み、浅い流れを配した池泉廻遊式で手入れの生き届いた広い庭園は、ちょう
ど見頃を迎えた紅(黄)葉が穏やかな秋の陽光に映えてとても美しく、また、偶然に出会った“挙式”直前の紋付
袴・純白の打ちかけ姿の新郎・新婦が、池の傍で紅(黄)葉のグラデーションを背に記念写真を撮影されているシ
ーンはとても印象的でした。 ※山縣有朋は、長門の国阿武郡〔現在の山口県萩市〕の生まれですが、家名の
「山縣」は、祖先が安芸の国「現在の広島県」『山縣郡今田村』に住んだことに由来するといわれています。
 つぎに、もと藤原良房の別荘で、後に白河天皇に献上され、同天皇によって建立された「法勝寺」跡の『白河院
』の庭園を拝観したあと、「昼食」:休憩して、住友家の別邸『有芳園』に向かいました。 なお白河院でも、庭園の
池と紅(黄)葉を背景に親族のみなさんと記念写真に収まっている一組のカップルに出会い、ほのぼのと心温ま
る思いがいたしました。 『有芳園』は、大正9(1920)年、住友家第15代家長・吉左衛門友純により鹿ヶ谷に造
営された住友家の「別邸」です。 七代目「植治」・小川治兵衛が、家長の意向を受けて力を尽くし、赤松を中心に
秀麗な東山を借景として築いた庭園は目を見張るばかりの広大なものですが、隅々まで手入れが生き届き、心
が洗われる感じでした。 園内渓流の中ほどに架かっている「銅橋」は、かっての本邸であった大阪鰻谷邸に架
けられていたもので、『商人が信用を重んじ、堅実・確実を尊ぶことは、石橋を叩いて渡るように慎重にしなけれ
ばならない』との住友の事業精神を伝えるため、別子銅山の産銅で鋳造製作されたものだそうです。 ※庭園は
毎日、専属の庭師の方が手入れをされているそうです。 ※小川治兵衛・・・遠州流造園法の奥義を極め、「小川
流」という独自の造園術を創始した人。 平安神宮の「神苑」や西園寺公房の「清風荘」、円山公園などの作庭で
も有名。 
 庭園につづいて、同じ園内にある『歴史展示館』と道路を挟んだ敷地内に位置する『泉屋博古館』を拝観しまし
た。 『歴史館』は、住友400年にわたる歴史や事業精神が、貴重な資料や模型・映像などで展示・解説されてい
ました。 また、『泉屋博古館』は、住友家が兎集した中国古代・青銅器の保存と考古学研究者への研究協力を
主な目的として昭和35(1960)年に財団法人として設立されたものです。 【平成22年6月1日から「公益法人」】 館内には、青銅器に加えて中国・日本の絵画、書籍、茶道具、文房具など約3,000点が収蔵されています
がそれらの美術品の製造技術の高さや美しさは、とても約3千年前のものとは思えないほどに素晴らしいもので
した。
 このあと一旦解散し、有志のみなさん(14名)は、四条、南座前の老舗レストラン「菊水」で会食しながら歓談し
て、19時30分ごろに散会、各々家路に就きました。
 今回の参加者は、下見会(17日)の22名と合わせて59名でしたが、みなさん好天の下での紅(黄)葉見物と、
素晴らしい景色、建物、美術品などに感嘆しきりで、満足の一日を過ごされていました。 今回も、岡崎副幹事長
に大変お世話になりました。 また、多くのみなさんのご参加をいただき、ありがとうございました。 併せまして、
厚くお礼申しあげます。
 つぎは、来春〔平成26年3月14日(金)〕、平城宮跡(平城京歴史館、平城宮跡資料館、復元大極殿、朱雀門
ほか)・法華寺を訪ねる『奈良散策会』を予定しています。
 ぜひまた、多くのみなさんのご参加をお待ちしています!!


         
  【 見学・拝観の模様 】
参加者全員の集合写真 
11月17日の下見会参加者
ねじりまんぽ インクライン
関西電力 蹴上発電所への導水管
   田邊朔郎の銅像前にて岡崎副幹事長の説明
琵琶湖疏水館記念館にて岡崎様の説明
当時の製図器具(現在も同じ) 当時の記念写真 
無鄰菴庭園にて、下見会、いい夫婦の日会 集合写真
無鄰菴 庭園
無鄰菴 邸亜鉛  無鄰菴にて休憩中
無鄰菴 庭園
無鄰菴会議 の建物外観 疏水から大文字を望む
白河院 庭園にて
竹田吾一の設計建物での昼食会 白河院 庭園
泉屋博古館 (中庭と太鼓)
展示室5への通路横窓 泉屋博古館での集合写真 
夜間見学に参加(下見会) レストラン菊水での懇親会
 
 みなさん、大変お疲れ様でした!!
 
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